Product for the Blue
海を守る漁網再生素材の鞄
素 材 | 本体素材:ナイロン(漁網再生生地) 付属素材: 牛革(パラフィン加工) 内装生地:帆布(パラフィン加工) |
サイズ | 約W:380 × H:280 × D:80mm |
重 量 | 約1,100g |
- 革の風合いを大事にした染料による色付けとホワイトワックスによる仕上げのため、摩擦や水濡れ、長時間の接触などによって色落ちや色移りする可能性があります。
- オイルをたっぷり含んでいるため、ホワイトワックスが残っている初期のオイルケアは不要です。
- 色ムラやバラ傷シワなどの天然の表情は、個体や部位によって異なる一枚一枚の革に固有のものです。世界に2つと同じものが存在しないオンリーワンの革としてご愛育いただければ幸いです。
- 革を裏側から押すと、オイルが革の繊維内を移動して表面の色が白く変化します(プルアップ)。そのため、一つの製品の中でも、パーツごとに色の見え方に差が出る場合があります。
- 革はアルコール成分や水分に弱く、スプレー等をご使用する際は色落ちや染みが起こる可能性が御座います。
海を守る廃棄漁網素材の鞄
- 01. なぜ漁網再生素材なのか
- 02. 生産プロセス
- 03. SDGSへの想い
01.
なぜ漁網再生素材なのか
今、世界で大きな問題となっている海洋プラスチックごみ。
日本の海岸に漂着している海洋ごみ(人工物)のうち、漁網・ロープが容積ベースで2~3割を占めています。※2016年 環境省調査
そして、豊岡鞄の産地である豊岡市近辺の海岸でも、多くのプラスチックゴミが浜辺に打ち揚げられています。
そこで問題となっている廃棄漁網再生生地を利用し、製品として生まれ変わらせようという “ALLIANCE FOR THE BLUE”の取り組みに豊岡鞄が参画しました。 AGING TOTE FOR THE BLUEは、そんな取り組みから生まれた製品です。
02.
生産プロセス
下記の各プロセスを経た後、鞄へと生まれ変わります。
1.廃漁網を回収→分別→洗浄→減容
2.運搬し裁断→加熱→ペレット化→製糸
3.製糸・紡績・織布・テープへと生まれ変わる
4.3の素材を使い、鞄を製造・販売
03.
SDGSへの想い
廃棄漁網の資源活用が促進されることで、漁師の方はコストを掛けて廃棄する漁網をお金に変える事ができ、結果、海洋への流出が防げます。
また本プロジェクトを通して日々のプラスチックゴミに対しての意識、SDGsの取組みすらもファッション性の一つという様な新たな価値観を少しでも感じて頂くという事が出来れば、このプロジェクトは大成功です。
製品詳細
Product details
POINT.1
シンボルとなる格子柄
格子柄は、国の伝統的工芸品で鞄づくりのルーツとなった丈夫で壊れにくいと言われた“柳行李 ”を参考にデザイン。編みと格子は革加工の職人技で表現しました。
POINT.2
型崩れのない作り
格子柄部分には、低反発の芯材を縫いこみ、長期使用による鞄の型崩れなどが起きない強度のある作りになっています
POINT.3
上質レザー“アラスカ”
取手などの皮革部分には、使い込むことにより手や体に馴染み、深みある色合いに変化するイタリア製最高級レザー“アラスカ”を使用。エイジングの面白みと深さは、上質な革の中でも屈指と言えます。
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アラスカレザーについて
POINT.4
日本製の内素材
内装生地には、日本製帆布ブランドの“富士金梅®”という高品質な帆布を使用。表面の革と同じく、チョークマークがついたり、徐々に色落ちしていくエイジングを楽しめます。
また耐久性も非常に高く、使い込むにつれ風合いが増すため長期の使用に優れています。
detail.1
2WAY式の開閉方法
お会計の際や電車内など、または内容物に合わせて使い分けが出来るよう[ファスナー/強力ネオジムマグネット]による、2種類の開閉方法を備え付けています。
detail.2
ウレタン入りポケット
鞄内部には、衝撃を吸収するウレタン入りを内蔵したポケットがひとつ。タブレット等の電子機器を収納可能です。
detail.3
充実の内装ポケット
そのほか内装には、財布・鍵・眼鏡などの小物類の収納に最適なポケットが付属しています。